健康な身体と心がなければ。あらゆる努力はムダになってしまうかもしれない。「人生の曲がり角」、「体力の曲がり角」を迎える40代だからこそ気を付けておきたい日々の生活習慣を提案します。
40代とは、どういう世代なのだろうか !?
40代は、人生の主役といえます。仕事においては中間管理職となり、上司と部下との間に入り、いろんな局面での調整役となり、あらゆる事案をコントロールしていく、まさに中心的な存在です。
家庭においては、子供の進路や、一人立ちをサポートする時期をむかえる。家長としては、親類縁者との、いろんな行事や冠婚葬祭のまとめ役になる機会が増えてきます。そして、「年老いた両親の介護」や「自分と妻の老後の生活」においても準備を始める時期です。
個人においては、年齢的にも人生80年とすると、40代は折り返し地点となる年代です。肉体的には、体力や健康の曲がり角をむかえ、精神的には、自分の生き方に自問自答をする思いが増える時期でもあります。
つまり、40代とは、これまでの人生の棚卸をし、これからの進む道を選択して生きていく、「人生の分かれ道」に立っていることを自覚しなければなりません。良いことも、悪いことも、自分が中心となって受け止め、解決していく、まさに人生の主役であり、「人間の成長期」ともいえるでしょう。
常日頃、あらゆる局面で中心的な存在となり、公私のバランスを取りながら生きることが要求される、とてもハードな年代です。このハードな１０年間を有意義に乗り切るためには、なんと言っても「健康」な身体が基盤となります。
健康は幸せの根本、40代から身体に気をつけよう
健康は幸せの根本である
あなたにとって幸せとは、どのようなことでしょう？
「家を建てる」「高級車に乗る」「社長になる」「芸能人と結婚する」など、人によって幸せの価値観は、さまざまです。しかし、それぞれの幸せを手に入れるためには、「健康」であることが第一の条件となります。
「健康」な体がなければ、今までの苦労は台無しになってしまうかもしれません。
それでは、実際に、「幸福感を判断するときに、大切だと考える事柄は何ですか？」というアンケートを実施した結果、約2,800人から得た回答（複数）のベスト３は「健康状況」62％「家計の状況」62％「家族関係」61％でした。この結果から多くの人が、豊かに、幸せな人生をおくるためには「健康」がとても大切だと実感していることがわかりますね。
健康は年齢を重ねるたびに失われていく傾向にあります。「現在の健康状態の意識調査」では健康状態が「良くない」と答えた人は、「55～59歳」で約11％・「65～69歳」で約13％・「70～74歳」で19％・「55歳以上全体」で18％と健康状態が悪くなっていくのがわかります。
高齢になっても、元気で頑張っている人は、若いときから健康を意識した生活をおくってきたと言っています。身体が健康で元気な40代のうちに、これから迎える50代を元気に頑張るためにも、健康を意識した生活と身体作りを始めましょう。
その結果、仕事では昇進したり、家庭においては家族円満になり、趣味やスポーツ、旅行など、いつでも好きなことが出来るようになることを目指します。
健康を意識して「生活習慣」を見直す
「健康な体を手に入れる」ための３つのポイント
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バランスのとれた食事
食べ過ぎ、飲み過ぎに注意して、できるだけ規則正しい時間にバランスの良い食事をとること。
栄養バランスのとれた食事の基本は、
【穀物類の主食】：ごはん
【タンパク質主体の主菜】：肉・魚・卵・大豆など
【副菜】：たっぷり野菜・キノコ・海藻など、
【汁物】：みそ汁などをを組み合わせた和食が理想的 -
適度な運動
水泳、ウオーキング、サイクリングなど適度な運動をする。
私の場合は毎日、朝食前と夜は入浴後にストレッチ体操とスクワット運動を１０回、腹筋運動を１０回取り入れています。
そして休日は毎日の運動に加えて、軽い筋力トレーニングも取り入れています。その結果、歩くスピードや身のこなしは、10年前と比べても、あまり衰えがありません。 -
充分な休息
規則正しい睡眠がとても大事ですが、一日の過ごし方としては!
●「家でゆっくり読書をする」
●「公園でのんびりする」
●「銭湯や温泉に行く」
●「マッサージやエステに行く」
など体と心がリラックスできる過ごし方ポイントになります。
気持ちを切りかえて、リフレッシュできる趣味やストレス解消も、心の健康に欠かせないですね。
私の場合は、映画鑑賞と音楽鑑賞が楽しみで、体と心がリラックスできる過ごし方になっています。とても平凡ですが…(笑)
「健康」は日々の積み重ねと地道な努力が必要
あなたは、「健康」という財産を、何の努力もせずに、いつまでも維持できると思い込んでいないでしょうか？ 「健康」は他のことと比べても、知らず知らずのうちに、なおざりにしがちです。ふと気づいたときには、大切な財産を無くしてしまうかもしれません。
「自分が体をこわしては、家族を路頭に迷わせてしまう」
自分以外に頼れる存在がいない私にとっての「健康」は絶対条件でありました。「自分が体をこわしては、家族を路頭に迷わせてしまう」という恐れがあったからです。このように私には家族を守るためには「健康」を保ち続ける必要があったのです。
40代での経験では、40歳のピークを越えると、気力・体力は意識しなくても、下り坂を転がるように弱くなっていくのを実感するようになります。
そして、30代までは休日返上で働いたり、長時間の残業も疲れることなく、無理をすれば出来たことが、40代になると不本意にも辛く感じるようになりました。
このように、健康になるための生活習慣を身につけることは、自分だけの課題ではなく、家族のためにも、とても大切なことです。しかし残念ながら「健康」は簡単には手に入りません。日々コツコツと薄皮を積み重ねるように地道な努力が必要となります。
取り組む前から、「私にはできない」と思わないで、「まずやってみる」という気持ちで生活習慣を何か一つでも変えていこうと前向きになることが大切です。なんといっても健康は幸せの大切な土台となるのですから。
「健康」こそが有能さのキーポイント
これから「健康」を手に入れる、あなたは、仕事・家庭・人との交流など、いろんな場面で良い評価を得られるようになるでしょう！
なぜならば、「健康」こそが有能さのキーポイントになるからです。
例えば、プロで活躍しているスポーツ選手は怪我が少ないですね。「健康」に対しての自己管理が出来ているため、病気や怪我をしませんよね。
その結果、仲間にも迷惑をかける事なく活躍できるのです。これが一流選手であるための証になっています。
どの分野であっても、怪我や病気は個人だけの問題ではありません。会社や同僚に及ぼす影響が良くも悪くも、大きく左右される問題になるからです。特に、ビジネスマンにとっては、「健康」であることは有能な人材であることの重要な条件となるのです。
さあ、あなたも「良い生活習慣」と「健康」な体を手に入れ、さらなる⾶躍に向かって、今すぐ、一歩を踏み出しましょう。
